本日 2月11日は「建国記念の日」です。
なぜ2月11日が「建国記念の日」であるかと言えば、初代天皇に即位した神武天皇が、旧暦の紀元前660年1月1日、つまり現在の暦で2月11日に即位した事から、この日を「建国の日」としています。
紀元前660年1月1日が皇暦元年なら、2021年2月11日は皇暦2681年になります。
ただし、神武天皇については建国神話(日本神話)の登場人物であり、実在したかは論争を呼んでます。
明確な史実をもって2月11日と断定できないので、「建国記念日」ではなく「建国記念の日」という名称になってます。
神武天皇に限らず「天皇の実在性」については議論を呼んでいますが、いずれにせよ、必ず天皇には初代が存在される事は間違いないですし、私達日本人が長年に渡って培ってきた伝統や受け継いできたものは、大切にしなければならにと思います。
さて「建国記念の日」と言えば、日本の伝統について祝い、色々と語りたい事もあるのですが、個人的には日本人の中に、この日のありがたさをよく分かっていない人が多いと思いますので、とある外国人の方の声を紹介します。
私自身も、国旗掲揚してお祈りするくらいで、熱心な愛国者からすれば、それでは物足りないと言われるかもしれませんが、やはり「建国記念の日」のありがたさは、多くの日本人は共有すべきだと思います。
建国記念日は国によってもちろん色々です。
しかし、中には建国記念日がイコール「独立記念日」という国も少なく有りません。
「独立記念日」という事は、それまで外国勢に国を奪われていたため存在してます。
日本も戦後敗戦時に占領軍により主権を奪われていたため4月28日に「主権回復の日」というのがあります。
もっとも、この日は主権回復と引き換えに、沖縄が日本から切り離された日として、沖縄では受け入れがたい声もあります。
私達日本は欧米列強の植民地支配は受けませんでしたが、「独立記念日」という名称には、喜ばしい国の第一歩である反面、屈辱の歴史がそこにある事を忘れてはなりません。
日本の「主権回復の日」でも屈辱的だと感じる方々もいるので、私達は危機的状況も経験しながらも、国を守り、そして世界最長の王朝・天皇家を守り、伝統を受け継いできた事を誇りにすべきだと思います。
新型コロナや中国の対外膨張など、国難は続きます。
しかし、私達の先人がしてきたように、知恵を集め国難を皆で乗り越えられるよう、願うばかりであります。
【参照:建国記念の日 – Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BB%BA%E5%9B%BD%E8%A8%98%E5%BF%B5%E3%81%AE%E6%97%A5
【参照:神武天皇即位紀元 – Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%AD%A6%E5%A4%A9%E7%9A%87%E5%8D%B3%E4%BD%8D%E7%B4%80%E5%85%83
【参照:-天皇陵-神武天皇 畝傍山東北陵(じんむてんのう うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)】
https://www.kunaicho.go.jp/ryobo/guide/001/index.html
【参照:橿原市/神武天皇陵】
https://www.city.kashihara.nara.jp/kankou/own_kankou/kankou/spot/jinmu.html
【参照:天皇 – Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87
【参照:天皇の一覧 – Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7#%E5%88%9D%E6%9C%9F%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E5%AE%9F%E5%9C%A8%E6%80%A7
【参照:主権回復の日 – Wikipedia】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E6%A8%A9%E5%9B%9E%E5%BE%A9%E3%81%AE%E6%97%A5
【参照:沖縄、終わらぬ「屈辱の日」 基地負担「怒り爆発寸前」 – 沖縄:朝日新聞デジタル】