【新型コロナ】李文亮氏の死去1年、自らを省みる事のできない危険な隣国

2月7日は中国人の眼科医・李文亮氏がお亡くなりに1年です。

李医師は、新型コロナが公式に発表される前、SARS(後に新型コロナと判明)が発生しているといち早く警鐘を鳴らした事で知られています。
しかし、それが「インターネット上で虚偽の内容を掲載した」として、訓戒処分が下され、騒動の初期の頃はデマを流布した1人として批判されていました。

李医師は自らも新型コロナウイルスに感染した中で、感染症の危険性を訴えましたが、残念ながら重症化し、享年34歳という若さでこの世を去りました。

李医師は亡くなる前、「健全な社会は1つの声だけであってはならない(中国語:健康的社會不該只有一種聲音)」と訴え、多くの中国国民に支持され、同時に処分を下した政府に対し批判の声が上がりました。
一党独裁で、ネット空間も監視するほど言論統制を強める中国では異例の事でした。

李医師が亡くなった翌月3月5日には、中国政府は李医師を含む医師たちを「新型肺炎の抑制に模範的な役割を果たした」として表彰すると発表されました。
もっとも重要な初期段階で訓戒しておきながら、死後 世論の批判をかわすために表彰とはいかにも中国政府のやりそうな事です。

言論統制が厳しい中国国内において、李医師の勇気ある行動には多くの人が心打たれた事はよく分かります。
中国国内だけでなく、海外からも李医師を評価する声は多く上がりました。

その李医師がお亡くなりに1年経ちました。
世界は一変しました。
私達人類は、この恐ろしき経験を教訓にしなければなりません。

ところが、震源地の中国では、李医師の功績を伝える報道がほとんどされていないという事です。
中国が言うように、もし本当に中国が新型コロナに打ち勝った(私は信じてませんが)というのなら、このように警鐘をならしてくれた方々を報道すべきです。
そして、初期対応の遅れが今日の中国国内だけでなく、世界的なパンデミックを引き起こしてしまった事、反省する必要があると思います。
しかし、中国から聞かれる言葉は自画自賛ばかりです。

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李医師の残された「健全な社会は1つの声だけであってはならない」は、残念ながら中国政府には伝わってないようです。

日本のメディア・政界では、中国に対する厳しい声がもっと上がるべきだと私は思っています。
過ち、間違いは誰にでも、個人でも組織でも国家でもあります。
重要なのは、それを検証し、省みて改善へと繋げる事です。

中国にその気がないのは元より、日本でもそのような取り組み意識が薄いと感じられる事は、李医師はじめとしてお亡くなりになった方々や、私達日本人にとっても不幸で残念な事です。

【参照:中国 李文亮医師死去1年 功績伝える報道ほとんど見られず | 新型コロナウイルス | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210207/k10012854411000.html

【参照:“新型コロナ”に警鐘 李医師死去から1年 中国国内では… | 新型コロナウイルス | NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210207/k10012854791000.html

【参照:武漢から警鐘鳴らした李医師、死去から1年 新型コロナウイルス – BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/55967868

【参照:中国、警鐘後に処分された医師ら表彰 批判かわす狙いか [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

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