1月26日、自民党有志の保守系グループ「保守団結の会」が、「国旗損壊罪」を盛り込んだ刑法改正案を議員立法する意向との報道がされました。
つまり、日本の国旗「日の丸」(法律上の名称:日章旗)への損壊について処罰規定を設けるという事です。
これについては、一部では反発の声があがっています。
2012年にも同様の法改正の動きがありましたが、日弁連が法制化への反対を会長声明するなどして強く批判し、改案には至りませんでした。
弁護士の中には、日本国憲法との兼ね合いを出し、全体主義につながるといった発想があるようです。
また元新潟県知事で弁護士でもある米山隆一氏は、お子様ランチの日の丸についてもツイッターで言及してました。
この旗をうっかり捨てると「二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金」に処せられかねないので、とても怖くて使えませんよね。結局「国旗損壊罪」は日本中で絶対必要な場面以外から「日の丸」を駆逐する事に繋がります。彼らは他人を怒鳴りつけたいだけ、国旗がどうなるかなんて興味はないんです。 https://t.co/DVCEPhrcpp
— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) January 27, 2021
米山氏の理屈は本当に弁護士?と思うような言いがかり。
もっとも新潟知事を辞職した際の弁を聞けば、まともな考え方など期待してはいけないが😅 https://t.co/W3lBI9nvfM— マサの『ひとことニュース』🇯🇵 (@masa_zx_news) January 28, 2021
私からすれば、これはいくらなんでもいいがかりです。
そんな事はありえないです。
それこそ以前、とある方が「(これが国策捜査なら)道路に転がっている石を蹴飛ばしても道路交通法違反だと言って逮捕される」といった発言をしていましたが、こじつけもいい所で、そんな事は有り得ないです。
反対派には、とにかく反対したいために理由をつけようとしか思えません。
ちなみ外国の国旗に対しては「外国国章損壊罪」があります。
他の国々をみても、自国の国旗に対する同様の刑罰は存在します。
一方でそれらの国々では、外国の国旗に対しての規定が無い国もあります。
【参照:国旗侮辱損壊罪・外国国章損壊罪に関する諸外国の例|Nathan(ねーさん)|note】
https://note.com/nathankirinoha/n/na2db993b8829
つまり自国の国旗への規定がない日本とは正反対というわけです。
そもそも反対している勢力と根本的に分かりあえないのは、愛国者がそもそも無いからではないでしょうか。
そして「愛国心=右翼・全体主義 ->先の大戦」のような論理を繰り広げてますが、全てイコールでつながらないはずです。
スポーツの国際試合でも、日の丸を振って応援してますが、それが全体主義とは到底思えません。
私は「国旗損壊罪」を設置する事は賛成です。
その上で、懸念されている恣意的な運用がされないよう、法律を制定すれば良いと思います。
日本人はあまりにも自虐的な国家間が根付いていて、それが総じて良くない結果を生んでいると私は思ってます。
自らの生まれた国や、それを受け継いで下さったご先祖様に誇りや尊敬の念を抱く事。
そうした精神が、今もこれらかも、私達日本人には必要であると思っています。
【参照:「日の丸損壊罪」提出を 自民保守系グループ: 日本経済新聞】
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE26C3B0W1A120C2000000/
【参照:自民党が「日の丸損壊罪」法案提出へ…弁護士が批判「全体主義的だ」 違憲のおそれも – 弁護士ドットコム】
https://www.bengo4.com/c_1009/n_12445/
【参照:外国国章損壊罪 – Wikipedia】