兵庫県庁舎で、貯水槽の排水弁を職員が締め忘れたため、約1か月間そのまま放置され、水道代約600万円が余分にかかってしまったというニュースがありました。
担当の職員は半額の約300万円を支払いをしたとの事です。
個人的には、私も畑の水を丸1日出しすぎた事があります。
このようなうっかりミスは、皆さん経験があると思います。
しかし貯水槽ともなれば、うっかりだけでは済まないという事が、この600万円の請求額から想像できます。
再発防止として、県は毎月2回の巡回点検を始めたほか、定期清掃時の職員の立ち会いを1人増やして2人態勢にするそうです。
もはや後の祭りですが、はじめからこのような体制であったなら、ミスした方はもちろん、兵庫県も税金で無駄は補填をする事は無かったと思うと、なんとも悔やみきれない話です。
ちなみに600万円余分に掛かったという水の量は、約9000トンにものぼるそうです。
25メートルプールの場合、大きさにもよりますが、大体400～500トンくらいになります。
つまり、約20杯分という事になります。
プールの水は、1杯貯めるのにも25万円以上かかるようですが、この数字を見れば途方も無い量と600万円も頷けます。
これほど多くの水が無駄になったのに、うっかりミスは水に流れなかったのは残念な話しです。
【参照：排水弁閉め忘れ…水道代600万円 県職員が半額支払い：朝日新聞デジタル】
https://www.asahi.com/articles/ASP29328GP28PIHB00F.html
【参照：県職員が排水弁閉め忘れ、水道代６００万円…ミス認め半額弁済 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン】
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210208-OYT1T50174/
【参照：意外と高額！ 学校のプールにかかる水道料金 | 井戸ポンプ情報局】
