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異例づくしの結婚は、最後まで異例づくし・・・
秋篠宮家の眞子さまと小室圭氏の婚約発表会見が行われたのは2017年です。
小室圭氏は眞子さま同級生として、メディアでは「海の王子」とも呼ばれて称賛していました。
また婚約会見も、笑顔と幸せに溢れたものだったと、多くの人は記憶しているはずです。
ただ私は当時より、小室圭氏については懐疑的でした。
結婚するのは当人同士ですので、他人が口を挟む事では本来ありませんが、でもそこはやはり、2000年に続く世界最古の王朝である皇室の慶事です。
これまで、皇族の女性が嫁がれたお相手と比べて、当時から私には、果たして相応しい方なのかという疑問は尽きませんでした。
私はできれば記者会見など見たくはありませんでした。
しかし、テレビやスマホを持っていれば、否が応でも目につきます。
とりあえず、異例づくしの結婚の集大成を飾るわけです。
私は全文を見て、私自身もモヤモヤとしていたものを文章にして、締めくくりたいと思います。
自らの言葉を語れない異例の会見
多くの人達は、お二人が何をこの会見で述べるのか注目していたと思います。
これだけ異例づくし、騒動があったわけです。
最後の最後で何を言うのかは気になるでしょう。
しかし、出てきたのは、冒頭の一言と事前文章の質問に文章で答えるという、最後まで異例のものでした。
多くの国民は、この会見を納得したのでしょうか?
私は、この会見に限らず一連の対応などを、否定的に見ております。
そんな私の視点から、いくつかツッコミたい事が6つあります。
①なぜこのような騒動になっている事が分かっているのか?
今回の結婚に至るまで、様々な騒動がありました。
しかし冒頭で語られた事は、当人同士の相手への想いだけです。
確かに普通はこれでいいかもしれません。
ただ、この会見は冒頭述べたら、口頭での質疑応答が無い会見です。
私はやはり本人、特に小室圭氏の口から、一連の問題について直接言及があって良かったと思います。
これは皇室側の問題ではないわけですし、ましてや眞子さまはPTSDを患われているわけですから。
例の小室圭氏が今年出した文章をもって、口を紡ぐ事は卑怯だと私には感じました。
②母親は元婚約者への面会をドクターストップ??
文章での回答の中に、小室圭氏の母親が、元婚約者に会う事がドクターストップだと明らかにしました。
私からすれば、誠実性もない話だと思います。
確かに、母親が借りたお金で、その息子が養育されていたといしても、小室圭氏が負うものではないでしょう。
しかし私には、誠実に対応したいのであれば、たとえ現在ドクターストップがかかっていても、今後も含めて面会くらいはすべきだと思います。
別に1対1でなく、弁護士や代理人を挟む形だって良いでしょう。
ここまでの一連の流れを見れば、ドクターストップは言い訳にしか聞こえません。
他人のトラブル解決する弁護士を目指す小室圭氏が、この程度の解決能力しかない事に、国民の中での疑問は大きのだと思います。
③海外の拠点は眞子さまの願い?
小室圭氏がアメリカ行きを決めた理由に、眞子さまの「海外に拠点を作ってほしいと私がお願い」という回答がありました。
それは事実なのかもしれません。
しかし、今更出てきても、何かまるで海外に逃げたことへの言い訳にしか思えません。
そうであれば、海外先でも、キチッと誠実にマスコミに答えるような対応をすれば、また違ったのではないでしょうか。
また、発信の機会など、今はインターネットだってあります。
マスコミが不審なら、こういう方法があると思いますが、結局自身の解決能力のなさを露呈するだけなので、そういった意味ではやらなかったのは正解かもしれません。
④報道は誤った情報?
「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問」という形で、何度か「誤った情報」や「根拠のない批判」というフレーズが出てきました。
恐らく、今年出した小室圭氏の文章発表こそが真実であり、それ以外は誤った情報という事なのでしょう。
そうであるなら、少なくとも小室圭氏が単独で記者会見して、口頭で説明するくらいしても良かったはずです。
しっかり説明すれば、国民の納得だって得られるはずです。
他人のトラブルを解決に導く弁護士・法律の専門家が、自身の言葉でしっかり誤解も解けず、しかもアリバイ作りのような会見をしていては、誤った情報と主張しても、多くの国民は納得できないでしょう。
納得できない国民が思う事、それは、トラブルや問題ではなく、問題解決能力や説明能力がなく、逃げている姿勢だと思います。
⑤「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」
秋篠宮殿下が仰った「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」。
ここに至れなかった事への記者質問では、基本的には自分たちの正しさの主張です。
納得しない人もいないながら、一方で祝福や応援をしてくれた人に感謝を述べています。
自身たちに落ち度がないと思っていては、マスコミの誤報により「多くの国民が納得せず、喜んでくれない状況」を作ったと思わているかもしれません。
私は少なくとも、小室圭氏のこれまでの姿勢こそ問題があったと思います。
自らの問題点に謙虚に振り返れない事こそ、納得せず、喜んでくれない状況が生まれているのではないでしょうか。
⑥「婚約者としての特別な待遇」もありません
これは本人からすればそのように答えるしかないでしょう。
日本では安倍政権時に「忖度」という言葉が流行りました。
意味は「他人の心情を推し量る事、また、推し量って相手に配慮する事」です。
これについては、忖度する周りが悪いとも、忖度される本人が悪いとも言えませんが、私は「特別な待遇」はあったと思います。
今回、皇室としては類例を見ない結婚
秋篠宮夫妻もコメントを出されています。
その中で「今回、皇室としては類例を見ない結婚となりました。」とのお言葉を述べられています。
もし小室圭氏が、皇室の伝統と敬意を持っていて、本当に愛する人と結婚したいというのであれば、そこに基づき、もっと違った対応も取れたのではないかと思っています。
秋篠宮殿下の「多くの人が納得し、喜んでくれる状況」は叶わず、「皇室としては類例を見ない結婚」になってしまった事は、一人の日本国民として残念な気持ちがしました。
眞子さまには幸せになられてほしい
私の中では批判的な気持ちは消えません。
でもそれはきっと、眞子さまのお心を痛める行為なのでしょう。
しかし、恐らく純粋培養でお育ちになった眞子さまには、皇室を出られて、これから多くの苦難が待ち受けているのではないかと想像しております。
困難の中で結婚されました。
喜びの笑顔も見せる事ができない結婚会見もしました。
そんな眞子さまが、今後は小室眞子さんとして、お幸せな結婚生活が送れる事を、お祈りしております。